旧暦六月は夏の盛りだったことから、水も潤れ尽きるという意味で水無月。 田に水をひく月なので、水の月という意味で「水な月」(「無」は当て字)。 農作業をみんなやり尽くした「皆し尽き」から水無月。 雷が多いことから、「かみなり月」が「みなづき」に変化し、水無月。 異称も多く、涼暮月(すずくれづき)、蝉羽月(せみのはづき)、 鳴神月(なるかみづき)、松風月(まつかぜづき)、夏越月(なごしのつき)、 葵月(あおいづき)、常夏月(とこなつづき)、 そして、風待月……どれも美しい呼び名ばかりです。 蒸し暑い日が続くと、風を恋しく待ち、 ほんのささやかな風にも喜びを感じることができます。 人々が、さまざまな名前で呼んだこの月は、 それだけ、心が敏感になっている、すてきな証かもしれません。 「美人の日本語」より こちらから どうぞ 楽しくて チョット H な my homepage
by takiro2
| 2009-06-01 21:45
| 季節
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