言葉の響き、漢字、ともに、美しいこの言葉。 漢字の方は、中国の古い書物に、 「二月を如(じょ)となす」という記述があるからだそうです。 語源の方は、諸説ありますが、よく言われるのが、 寒さが厳しいので衣をさらに重ねて着る「衣更着(きさらぎ)」という意味だという説。 現代だと、もっとも寒い二月ですから、これが当てはまりますね。 ~願はくは 花の下にて 春死なん その二月(きさらぎ)の 望月(もちづき)のころ~ (西行) 旧暦二月は、今でいう三月半ばですから。桜が咲く季節だったのですね。 そう思うと、陽気が発達してくるから「気更来(きさらぎ)」 草木の芽が張り出すという意味の「木草張月(きくさはりつき)」が変化したもの、 などの説が正しいのかもしれません。 願はくは、花を夢みて 春待たむ………。 新暦の如月の望月には、こんな願いを託しましょうか。 「美人の日本語」より こちらから どうぞ 楽しくて チョット H な my homepage
by takiro2
| 2013-02-13 15:44
| 季節
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