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  春宵一刻値千金  2018年 4月 18日

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女将さん 今年の春は アッというまでしたね
オトウサンと同じで 来たと思ったら すぐ去ってしまいましたね

春の宵は心地よく 情趣ふかく わずか一時でも千金の値打ちがあると
北宋の詩人の 蘇拭(そしよく)は 詩でうたっていますね

女将さんには ムツカシイと思いますが
原典は「春宵一刻値千金、花清香有 月蔭有」なんですょ
ここから 「一刻千金」が 四字熟語化されたんです

現在でも春の宵は 桃 梅 桜の花を愛でながら
酒を酌みかわす まさに一刻千金のおもむき という風流さが残っていて
春分のころの宵が 酒には最高だそうですね

だからといって 春宵にスキヤキを食っても
一刻千金というセリフは出てきませんね


「いや なつかしい 今夜は「一刻千金だ!」じつくり語ろう」なんて
旧友と再会を祝して飲み明かすことがありますが
これは春でなくても 一年じゅういつでもよろしい
そして「時の過ぎるのを忘れた」となれば
まさに人生の楽しみ これに過ぎるものはなく
一刻千金は 季節を問いません


しかし 男女の仲でも 昔の恋人でも
偶然に出会えば「一刻千金」となるにきまっていますが
過ぎゆく時を惜しみすぎると、あとが恐ろしい

女将さんとなら すぐに「一刻千金」の雰囲気になりますが
帰りの 「一刻一万円」 が怖いです

金のない奴は トットと帰れ!!


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by takiro2 | 2018-04-18 18:24 | 季節 | Comments(0)

  花 に 嵐  2018年 4月12日


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女将さん 毎日毎日 風が強いですねー
オトウサン 強い西風が 長く続きますね
櫻だって 満開の翌日の強風で アッというまに散ってしまったでしょ


女将さん 平年サクラの花の盛りは 七日間ぐらいあるのですが
今年の桜は 特に不憫でしたね


オトウサン「花に嵐」とはよくいったものですね
「花にあらし」は仕方がないのでしょうが
あらしの中で散っていくのも また桜花と言えますね


女将さん「花にあらし」とは
とかく物事には邪魔が入りやすい例えとなっておりますが この和歌は

「世の中は月に叢雲(むらくも)花に風 思うに別れ 思わぬに添う」
となっています

そして 低気圧と低気圧の間の移動性高気圧が来ると
穏やかな明るい青空が広がり

「久かたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」(紀友則)
の風情になります


女将さんの 一番きれいな時ですね 頑張ってくださいよ
熱くなったからっといって 肌は出さないように


オトウサン いいお話ありがとう 今日は勘定いらないわ
女将さん 今日は何も飲み食いしていませんょ


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by takiro2 | 2018-04-13 17:18 | 季節 | Comments(0)